マイクロ波方式
   リーダ/ライタ側のアンテナとIDタグとの間を2.45GHz帯のマイクロ波によりデータの送受信を行う。
  2.45GHzという非常に高い周波数を使用するので、外来ノイズによる通信の影響は少ない。
  なお、電波法上は、構内無線局のまたは特定小電力無線局の移動体識別装置として規定されている。
【主な特長】
 ・通信距離が0〜5mと長いので、大型のものや位置関係が厳密に規制できないものを対象とした用途に使用できる。
  なお、電池レスのIDタグも存在するが、交信距離は数10cmと短いため、マイクロ波方式のメリットである
  長距離交信という特長を発揮するには電池内臓のIDタグで数m交信可能なものが主流である。
 ・金属面に直接アンテナユニットやIDタグの取り付けが可能である。
 ・交信速度が最も速い

マイクロ波方式の原理図
(社)日本自動認識システム協会   ←前に | 戻る | 次へ→