電磁結合方式
    交流磁界によるコイルの相互誘導を利用し交信を行う。この方式ではIDタグに対して、
   電磁誘導により電力伝送が可能であるため、IDタグの電池レス化が図れ、IDタグの形状としては
   交信距離が数10mmのカードタイプのものもある。
    主なアプリケーションとしては、自転車、家電、液晶製造工程におけるコンベヤラインなどのパレット、
   ワーク、カセット等に取り付けて使用されている例が多い。
【主な特長】
  ・コンクリートなどの非導電体や人体の接近による影響がなく、取扱いは比較的簡単。
  ・水、油、薬品、直射日光などの影響を受けず、塵埃や汚れに強い。
  ・0〜数10mmと近距離通信のため磁気的結合が高く、耐ノイズ性に優れている。

電磁結合方式の原理図
(社)日本自動認識システム協会   ←前に | 戻る | 次へ→